三重県朝日町中3殺害事件、18歳少年の殺人罪での起訴はなし

4月25日、津地検は、三重県朝日町で中学3年生の女子が花火大会の帰りに

遺体で見つかった事件の容疑者として津家裁から検察官送致(逆送)された

18歳の少年を強制わいせつ致死と窃盗の罪で起訴した。殺人罪での起訴は

見送られた。

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柴田真次席検事によると「殺意を認める証拠がなかった」という。

起訴状によると、少年は2013年8月25日午後11時ころ、朝日町内の空き地に

付近を通りがかった中学3年の女子生徒を連れ込んでわいせつな行為をし、

その際鼻や口を手でふさいだことで窒息死させた上、財布から約6000円を盗んだ

とされる。

柴田次席検事は「(殺人罪で起訴されず)ご遺族は不満かもしれないが、誠実かつ

丁寧に説明し、心情を尊重して適正な裁判結果を得るべく務めていきたい」と話した。

今後は裁判員裁判にて審理される予定。

【ネタ元 時事通信4月25日(金)18時18分配信】

 

結局、わいせつ目的で空き地に少女を連れ込んでその際、鼻や口をふさいだことで

思いがけず少女が死んでしまったということなのか。そのあと、お金が目当てだったと

するために財布からお金をとったのか?

 

この事件は昨年8月、少女の遺体が発見されたときは、着衣がなかったとされて

いたのに3月、少年が逮捕されたときにはそのことは報道では一言も触れられず、

わいせつ致死という言葉も少年が家裁から検察へ逆送されたときに初めて出てきた。

被害者の人権を尊重するという報道の立場なのか、警察が少年に自白させるまで

報道規制していたのか不思議な事件だった。

今後、裁判員裁判で審理され18歳少年の処遇も決まる。

 

被害者はまったく責任がなく命まで奪われているのにもかかわらず報道によって

さらに傷つけることのないよう近年では配慮が行われているのかもしれない。

平成17年4月1日より犯罪被害者等基本法が施行され、これに基づき

平成17年12月には犯罪被害者等基本計画が内閣府より出されている。

被害者、加害者とも未成年という事件だけに特段の配慮がなされたのかも

しれない。

 

下記は犯罪被害者等基本法の前文だが、確かに誰もが犯罪被害者に

なり得る状態であり、被害者や遺族の感情やプライバシーを無視した報道は

なされるべきではないのである。

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治安を守り、犯罪等*1 を撲滅するため、我が国においても様々な取組がな
されているが、犯罪等は跡を絶たず、人が被害者となった刑法犯の認知件数
(道路上の交通事故に係る危険運転致死傷及び業務上過失致死傷を含む。)
は、平成16年で305万5,018件である*2。毎年これだけの認知件数が
あるということは、一生の間犯罪被害者等*3 とならずに過ごすことのほうが
困難であるといえよう。犯罪被害者等に係る諸問題は、国民全体が考えてい
くべきものであるが、犯罪被害者等が受ける被害の実相についての理解は十
分ではない。犯罪被害者等は社会の例外的な存在であって、自分たちとは関
係がないという誤った認識や、犯罪被害者等は、特別に公的に守られ、尊重
され、加害者からの弁償に加えて十分な支援が受けられることで容易に被害
から回復できているという誤解もある。こうした認識の誤りもあり、犯罪被
害者等に対する支援についての社会の関心は高いとはいえない。
しかしながら、犯罪被害者等は、国民の誰もが犯罪被害者等となり得る現
実の中で、思いがけず犯罪被害者等となったものであり、我々の隣人であり、
我々自身でもある。犯罪被害者等は、生命を奪われ、家族を失い、傷害を負
わされ、財産を奪われるといった、いわば目に見える被害に加え、それらに
劣らぬ重大な精神的被害を負うとともに、再被害の不安にさいなまれる。犯
罪等によってゆがめられた正義と秩序を回復するための捜査・公判等の過程
で、犯罪被害者等は負担を負い、時には配慮に欠けた対応による新たな精神
的被害(二次的被害)を受けたり、名誉感情を傷つけられながら、自らの正
義の回復に期待してこれに耐えていく。しかし、望む限りの情報が得られる
わけではなく、かけがえのないものを奪った犯罪等の真実を必ずしも知るこ
とができず、望むような関与もできず、疎外感・無力感に苦しむことが少な
くない。さらには、周囲の好奇の目、誤解に基づく中傷、無理解な対応や過
剰な報道等により、その名誉や生活の平穏が害されたり、孤立感に苦しむこ
とも少なくなく、支援を行う各機関の担当者からさえ心無い言動を受けるこ
ともある。このように、犯罪被害者等の多くは、これまでその権利が尊重さ
れてきたとは言い難いばかりか、十分な支援を受けられず、社会において孤
立することを余儀なくされ、さらには、犯罪等による直接的被害にとどまら
ず、その後も副次的な被害に苦しめられることが少なくなかったのである(犯
罪被害者等基本法前文)。 

*************************************************************
犯罪被害者等基本計画(平成17年12月)より引用

 

 

    
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