生後4か月男児の死で保育ママと横須賀市に7150万円の損害賠償請求

6月2日、横浜地裁横須賀支部で、2010年の9月に40代の家庭保育福祉員(保育ママ)

の自宅で保育していた生後4か月の男児が死亡した事故で、母親(38)が市と女性(保育ママ)

を相手に7150万円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論が行われた。

Sponsor Link

浦賀署によると、女性は2010年9月27日午後、自宅マンションで預かっていた男児の

容体が睡眠中に急変したことに気づかず、死亡させた疑い。司法解剖したところ、

死因はミルクを詰まらせたことによる窒息死だった。母親は保育ママが定期的な

呼吸確認をしていなかったと指摘し、保育契約をしている市も研修など適切な

指導義務を怠っていたとして訴えた。

 

保育ママは睡眠チェックを行っており、「(男児が)むせる様子もなかったのだから、

死因は吐乳吸引による窒息死でなく、乳幼児突然死症候群(SIDS)の可能性が高い」

と指摘し、争う姿勢をみせた。また、市は女性への巡回指導などを通じ、義務は

怠っていなかったと主張した。

 

母親は、意見陳述で、「息子の命が失われて3年と9カ月たとうとしているが、

いまだ理由も責任も明らかになっていない。まるで事故がなかったかのように

やり過ごそうとしている今の状況を決して許せない」と述べた。

【ネタ元 神奈川新聞 2014.06.03 03:00:00

 

 

全てが保育ママの自宅内で起きたことであり、当時、睡眠チェックや呼吸チェックを

行っていたかについても確かに不明であると思う。市が保育ママに対して睡眠中の

安否確認などの指導をすべきだったというのはそうかもしれない。

(市は指導はしていたと訴えているが)

 

市は保育ママに対して業務を委託しているわけだから、保育ママの過失が明らかな場合

(例えば預かっていた子どもを故意に虐待していたなど)を除き損害賠償責任がある

のではないかと思う。

しかし、母親はその保育ママを選んで赤ちゃんを預けた本人なのだから、保育ママに

一方的に赤ちゃんの亡くなった責任を押し付けてはいけないような気がする。

きっとこう書くと、母親は怒るだろう。もしかしたら、本当に保育ママが確認を怠ったことで、

赤ちゃんが亡くなったのかもしれない。しかし、「何かあってもしょうがない。万が一のことが

あってもしょうがない。」という覚悟がなければ生後まもない赤ちゃんを他人に預けては

いけないと思うのだ。その覚悟がなく、あとから損害賠償を求めるのであれば、

保育ママなどに預けないで、ずっと自分で赤ちゃんをみておけばよかったんじゃない

と思うのは私だけだろうか。

 

待機児童などの問題もあり、こうしたケースが今後また出てくるのではないかと

思う。近いうち、保育ママが「何か事故があっても当方では一切責任を負いかねます。」

と母親側に承諾書を求めるようになるかもしれない。

こんな訴訟になるようなら保育ママになる人もいなくなるのではないだろうか。

ならば、常に保育ママに対して責任を負うのは市の側にして、市は、保育ママを

採用するにあたってその資質を見極め、教育、指導に責任を持つという風にすれば、

皆が幸せになるのではないだろうか。

 

 

 

 

 

    
data-matched-content-rows-num="4,2" data-matched-content-columns-num="1,2"

“生後4か月男児の死で保育ママと横須賀市に7150万円の損害賠償請求” への1件のフィードバック

  1. ごじ より:

    私たちの町でも、保育ママの事故(?)がありました。私の妹が保育関係の仕事をしているので、この件についての市議会での保育課への質疑を傍聴したそうです。聞いていて煮え切らなかったのは、指導監査などを行っているのに、市議からの質問に答えられない様子や、預けた母親からの話という内容、保育関係者に知りたいことを開示してもらえない理由など他にも色々あったそうです。
    預ける少し前まで、入院していたり、事故死ではなくて、病死なのではないかと思わせるようなコメントだったり…。
    預ける側の問題も、もっと取り上げるべきと考えることが、あまりにも多いことも、知ってほしいです。
    大切な、我が子が元気でいてくれるからこそ、安心して働けるのだということを忘れてほしくないと思います。私達姉妹以外にも、理解できるコメントを出していらっしゃることに安心しました。

コメントを残す

お買い得情報




サブコンテンツ

このページの先頭へ