1歳以下の乳幼児のボタン電池誤飲に注意、食道に穴があくことも

消費者庁は6月18日、子どもがおもちゃや電子機器に使われるボタン電池を誤飲したことで

医療機関を受診したケースが平成22年12月から今年3月までに全国で93件報告された

と発表し、注意を促した。誤飲した子どもの年齢別で最も多かったのは1歳以下の

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乳幼児の誤飲で54件だった。

 

ボタン電池はおもちゃだけでなく、時計やタイマー、LEDライト、体温計、家庭用リモコン、

電卓など日常的に使う機器に使われており、子どもがそれらで遊んでいて誤って口に

入れるケースも多い。またごみ箱を含め、処分する為に保管していたものを口に入れる

というケースも多く、家庭での廃棄保管方法にも注意が必要だと思われる。

 

ボタン電池を誤飲するとどうなるのか?

ボタン電池でも特にリチウム電池は放電電圧が高く、食道などにとどまって放電し続ける

ために、電気分解により電池に触れた部分にアルカリ性の液体が作られ、短時間

(1時間くらい)でも消化器に穴をあける場合があるという。

 

以下は事例として消費者庁国民生活センターの発表したものである。

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<事例1>タイマーの蓋を取って遊んでいて電池を誤飲しカテーテルで摘出
タイマーの蓋を取って遊んでいるのを母親が発見。中にあるはずのボタ
ン電池が見当たらず受診。腹部レントゲンで胃にボタン電池を確認したた
め、マグネットカテーテルにて摘出。ボタン電池は黒色に変色していた。
(事故発生年月 平成 25 年8月、1歳・男児・軽症)

 

<事例2>おもちゃが壊れ、中のボタン電池を誤飲しカテーテルで摘出
おもちゃが壊れ、中のボタン電池を誤飲。最初に受診した病院で腹部に
電池があることは確認できたが、マグネットカテーテルがなく、別の病院
へ搬送、摘出。 (事故発生年月 平成 25 年 12 月、0歳・女児・軽症)

 

<事例3>電池保管のケースの蓋を開けて誤飲、摘出手術後 ICU 収容
電池を入れておくケースの蓋が開いていた。丸い電池が1個見当たらず
受診。レントゲンにて電池を確認、摘出手術。手術後 ICU 収容。組織破壊
が進んでいたため、食道に穴が開きかねない予断を許さない状態にて、約
1か月間入院。電池は起電力3Vの新品のコイン形のリチウム電池。
(事故発生年月 平成 26 年1月、2歳・男児・中等症)

 

<事例4>LEDライト付き耳かきの電池を誤飲し気管と食道に穴が開いた
引き出しの中に収納しているLEDライト付き耳かきが放り出してあ
り、子どもがコイン形のリチウム電池を誤飲したことがすぐに分かった。
病院にて9時間かけて取り出したが、放電の影響で気管と食道に穴が開き、
2か月入院した。しばらくは食事が取れず、固形物を受け付けなかった。
(事故発生年月:平成 25 年8月・1歳・男児)

http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140618kouhyou_1.pdf

より引用

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子どもがボタン電池を鼻にいれたり、飲み込んだりしてしまった場合は

救急車で一刻も早く医療機関の診察を受けることが大事だという。

また飲んだかどうかが不明でもその可能性がある場合は医療機関でレントゲンを

撮ればその有無や停滞位置までわかるので必ず受診することだ。

 

 

 

    
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