フランス人女性治癒で富士フィルムのアビガンがエボラ出血熱特効薬に?

10月4日、フランスのトゥーレーヌ保健相は、リベリアでエボラ出血熱に感染し

9月19日にフランスに搬送されていた女性看護師(国境なき医師団=MSFの

ボランティアとして活動)が、日本の製薬会社の開発した薬など投与したところ

治癒し病院を退院したと発表した。

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この日本の薬というのは富山化学工業株式会社が開発したファビピラビル(販売名

アビガン錠)だという。フランスでは米国、カナダの製薬会社が開発した薬とともに

日本の薬を実験的に投与することを認めていた。

フランスの医療チームは11月にも西アフリカのギニアで「アビガン」の実験的投与を

開始する予定だという。

【ネタ元 日本経済新聞 2014/10/4 22:35

 

富山化学工業というのは富士フィルムホールディングスの傘下にある会社である。

このところ富士フィルムの名前を化粧品や薬品でよく耳にする。

「アスタリフト」も年齢化粧品ではとても人気がある。

今度は「アビガン」に注目。今年3月4日に新薬として日本で承認されている。

アビガンについて富山化学工業のニュースリリース 2014年3月24日

アビガン錠投与について富山化学工業のニュースリリース 2014年9月26日

 

しかし、季節的に流行する普通のインフルエンザには適応外であり、一年以内に

実験投与の結果を出すまでは販売できないとする条件がついていた。

以下は医薬食品局審査管理課が出したアビガン錠に対する用法・容量と販売条件である。

[用法・用量]

通常、成人にはファビピラビルとして 1 日目は 1 回 1600mg を 1 日 2 回、2 日目から5日目は 1 回 600 mg を 1 日 2 回経口投与する。総投与期間は 5 日間とすること。

[承認条件]

1. 我が国において、承認用法・用量における薬物動態試験を実施し、終了後
 速やかに試験成績及び解析結果を提出すること。
 かつ、製造販売の承認を受けた日から1年を経過する日までに、
 試験成績及び解析結果を提出すること。

2. 通常のインフルエンザウイルス感染症を対象に、本剤の有効性の検証
 及び安全性の確認を目的とした臨床試験を実施し、終了後速やかに
 試験成績及び解析結果を提出すること。

3.1及び2の試験成績及び解析結果を提出し、それに応じた措置がなされるまで
 の期間は、厚生労働大臣の要請がない限りは、製造等を行わないこと。

4. 製造販売する際には、通常のインフルエンザウイルス感染症に使用されることの
 ないよう厳格な流通管理及び十分な安全対策を実施すること。

5. 本剤の投与が適切と判断される症例のみを対象に、あらかじめ患者又は
 その家族に有効性及び危険性が文書をもって説明され、文書による同意を得てから
 初めて投与されるよう、厳格かつ適正な措置を講じること。

 

厚生労働大臣の要請がない限りは製造等を行えないが、要請があれば

製造されるということのようだ。今年はなぜか出番が多そうな予感…。

 

 

    
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