NYタイムズ紙東京支局長、安倍批判なしの日本のメディアは問題!

米有力紙ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーさんが

現在の日本のメディアの有り方に疑問を呈した記事が3月3日の神奈川新聞に

掲載されている。

 

ニューヨークタイムズでは2月8日、日本人人質事件で後藤健二さんの

命が奪われた一週間後に一枚の風刺画を掲載したという。

この風刺画の題名は、

Could ISIS Push Japan to Depart From Pacifism?

= ISIS(過激派組織「イスラム国」)は日本を平和主義から脱却させられるのか?

というもので、

テロの脅威で国民をあおり、憲法改正という政治目的の達成へ進む

安倍晋三首相が描かれていました。

正確な数は分かりませんが、風刺画はツイッターだけでも何千とシェアされました。リツイート(拡散)している多くは米国人ではなく日本人です。なぜか。邦人人質事件をめぐる政府の対応や思惑について、関心を持っているからです。

しかし、こうした風刺画や論評が外国の新聞に掲載され、日本の新聞には載らないのはなぜでしょうか。日本のメディアは一体何を報じてきたのでしょうか。

 

上記のように日本のメディアがいま報道の役割を果たしていないことを

批判されている。

 

以下、いま日本が置かれている現状をわかりやすく解説しておられ、

全くその通りだと思うので引用。

 

日本はいま、重大な局面を迎えています。平和主義を守り続けるのか、米国や英国のように「列強」としての道を歩むのか。その判断を突きつけられたのが、今回の事件だったのです。

安倍首相が望んでいるのは後者です。かねて「積極的平和主義」を掲げ、米国の有力な同盟国として、国際社会の一員として、役割を果たすことの必要性を強調してきた。

今回の中東諸国訪問は、安倍政権の姿勢を世界に示す大きなチャンスと考えていたのでしょう。湯川遥菜さん、後藤さんの殺害が予告された後も、安倍首相は「テロに屈しない」と強硬姿勢を崩さず、最終的に2人は殺害されました。

私にとって、政府がテロリストとの交渉を拒んだことは、何の驚きもありませんでした。安倍首相は今回の事件を「国民が犠牲になったが、テロリストとは交渉しなかった」と米国や英国にアピールする材料にするつもりだろうと思っていました。

日本はこれまで「八方美人」でした。どこの国とも仲良く、その代わり、どこにも敵をつくらない姿勢を貫いてきた。安倍首相が描く国家像は真逆です。米国との同盟を強化し、国際社会における存在感を強めようとしている。当然、リスクは増え、敵も多くつくることになるでしょう。

今回の事件でイスラム国のテロリストは「日本の首相へ。おまえはイスラム国から8500キロ以上離れているが、イスラム国を掃討する十字軍に進んで参加することを誓った」と言っている。繰り返しますが、安倍首相はこれまでの日本とは全く異なる国家をつくろうとしている。日本はそういう岐路に立っているわけです。

国家として重大局面を迎えているにもかかわらず、なぜ日本のメディアは国民に問題提起しないのでしょうか。紙面で議論を展開しないのでしょう。国民が選択しようにも、メディアが沈黙していては選択肢は見えてきません。

日本のメディアの報道ぶりは最悪だと思います。事件を受けての政府の対応を追及もしなければ、批判もしない。安倍首相の子どもにでもなったつもりでしょうか。保守系新聞の読売新聞は以前から期待などしていませんでしたが、リベラルの先頭に立ってきた朝日新聞は何をやっているのでしょう。もはや読む価値が感じられません。

私がいま手にするのは、日刊ゲンダイ、週刊金曜日、週刊現代といった週刊誌です。いまや週刊誌の方が、大手紙より読み応えがあるのです。

安倍政権になり、世論が右傾化したという人もいますが、私はそうは思いません。世論はさほど変わっていないでしょう。変わったのは、メディアです。

神奈川新聞 2015.03.03 11:30:00

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最後の一文、に付け加えるとするなら、世論は決して右傾化していないのだが、

安倍政権がかなり右傾化しており、メディアは物言わぬ政権の犬となっているため、

国民も目くらましにあっている状態だと思う。

 

政権に批判できないメディア、強いものに巻かれろのメディアに

ダマされて、いま、日本のかじ取りを右に右に取っている安倍内閣の

暴挙に気づかなければ、これから日本は戦争に巻き込まれることになる。

 

日本が平和国家として存続してきた平和憲法を改正して強い?国家へ

日本を持ってきたいという道筋(自衛隊を軍隊化していこうとする道筋)

があの非道なISISの日本人人質事件の際には

安倍首相の中ですでに見えていたのではないかと私も思う。

そんな首相の責任を誰も問わない。

 

    
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