スマホで小6女子 かわいくない「?」が抜けていじめにあう?
6月24日、大阪日日新聞の記者が子供たちが巻き込まれやすいスマホトラブルについて取材していた。大阪府では昨年12月、中高生が自らスマホトラブルの対策をまとめた「OSAKAスマホ宣言」を発表したという。
OSAKAスマホ宣言
(1)「あと10分、気付けばそれは1時間」(気を付けてても知らぬ間に1時間が経過。気を付けないと使い過ぎになる)
(2)「SNSの『いいね』より、リアルの『いいね』をシェアしよう」(リアルでも『いいね』という言葉のコミュニケーションをシェアすることを心掛ける)
(3)「見ざる、聞かざる、広めざる」(必要のない情報は見ないようにし、話も聞かないようにし、広めないようにする)
(4)「ネットより、リアルの出会い、大切に」(ネット上の友人より、現実の友人を大切にする)
スマホの現状
女の子はラインをやめられない傾向にある。友達に付き合って、途中でやめることができないという『つながり依存』だ。これは人間関係の不安定さが背景にある。男の子はスマホのゲームに夢中だ
実際にあったトラブル例では下記のようなことが書かれていた。
小学6年の女子児童が、友達の持っている縫いぐるみを無料通信アプリ『LIEN(ライン)』を使って『かわいくない』とメッセージを送った。送った子は『かわいくない?』と肯定の意味のつもりでしたが、『?』マークを入れていなかったので、相手に誤解されてしまった。それをきっかけに相手からのいじめが始まった
【ネタ元 大阪日日新聞 2015年6月24日】
日本語の使い方までおかしくなっている平成の世では、昔は考えられなかったことが起こるらしい。文字だからこそ言い間違いが許されないということなんだろう。それは怖い。
ラインのメッセージがやめられないという傾向は大人にもあるという。既読スルーをすると仲間はずれにされたりすることがあるから、怖くて片時もスマホを離せないというママまでいるという。スマホに使われているといったらいいのか。
スマホの友達がリアルでもつながっている場合はまたことが面倒なのだ。
スマホでのトラブルがリアルの友達関係を左右するとなると仲間はずれになりたくないという気持ちからスマホの奴隷に?
ラインなどを始めるときは、最初から「一日中スマホを見ているわけではないので返事が遅くなったりすることがあるかもしれないけど許してね。」という一文をいれておけばいいのでは?と個人的に思う。
愛知県の刈谷市ではスマホは午後9時までの使用にするという条例を出しているが、先日午後11時頃、暴行後川で泳がされて亡くなった男子生徒は刈谷市の生徒であり、やはり条例があっても守らない子供たちもいるのだから、各家庭でルールを作り、それを最初から友達に言わせておくしかないのかもしれない。
うちの子供はまだスマホデビューしていないが、今後スマホを持たせるときはルール作りをしてから渡そうと思う。
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