「マスコミ懲らしめる」発言に全国の新聞各社怒る 百田尚樹氏へも

自民党若手国会議員の勉強会でマスコミへ圧力をかけるような発言が相次いだことに対して、6月27日、全国紙やブロック紙(東京版)などが一面トップ記事や社説などでこの問題を大きく扱った。

朝日新聞、毎日新聞、東京新聞は一面トップで、読売新聞、産経新聞、日本経済新聞は中面のトップや2番手記事として報じた。読売と産経は主に安保法案審議での与野党の攻防を中心に掲載した。

【ネタ元 沖縄タイムズ2015年6月28日 05:47 】

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6月27日の全国の新聞社の論説には自民党批判が相次いだ。またいままであまり取り上げられなかったデモの様子についても各紙が取り上げており、なんだか少し明るい兆しが見えてきた。

6月25日に行われた自民党タカ派の若手・中堅議員の勉強会でのマスコミ恫喝ともとれる発言が物議をかもして、それが効を奏している形。

そうだ、頑張れ、マスコミはいまこそ骨のあるところをみせるべき時。マスコミをこらしめてやれなんてひどい発言をされてその政権に噛みつかなければもうその報道機関はアウトだろうと私は思う。

しかし、こういうことを言われてもやっぱり首相とトップが懇意である読売、産経は中面での記事扱いであったということだからね…

 

報道圧力発言 これが自民党の「本音」か

(前部略)…「こらしめる-」の議員発言に至っては、何をか言わんやである。隙あらばマスコミに圧力をかけ、権力への批判を封じ込めたいという本音が丸見えではないか。

言うまでもなく報道の自由は民主主義社会の根幹の一つである。戦後70年を迎えるというのに、この種の問題発言が飛び出す自民党の体質には驚かされる。

この発言は26日の衆院平和安全法制特別委員会でも取り上げられた。安倍首相は「大変遺憾」としながらも「(勉強会は)党の正式会合ではない」とかわした。

安保法案では、自衛隊の活動にどのような歯止めをかけるかが論点の一つだ。歯止めの判断には、活動実態に関する現場からの報道が重要となる。報道を圧力でコントロールしたいというのが自民党の底意だとすれば、安保法案も断じて認めるわけにはいかない。

百田氏が「つぶさなあかん」と発言した沖縄の2紙(琉球新報と沖縄タイムス)は、いずれも沖縄戦や基地、安全保障問題について分厚い報道の実績があり、取材力にも定評がある。ジャーナリズム界での評価は高いことを付言しておきたい。

西日本新聞社説 2015年06月27日 10時38分より一部引用

 

自民党勉強会 言論統制の危険な風潮

(前部略)…勉強会は首相と関わりが深い。会合には加藤勝信官房副長官、萩生田光一党総裁特別補佐も出席し、総裁選を控えた首相の応援団とみられている。百田氏も首相との親しい関係が知られている。

自民党は昨年の衆院選で報道内容をめぐり放送局に細かく要望したり、NHKや民放番組の内容を問題視して事情を聴いたりするなど報道への関与を強めてきた。

今回の「懲らしめ」発言はこうした傾向が一層露骨になった印象だ。国民に多様な情報を提供する言論の自由は民主主義に不可欠であるというイロハすらわきまえていないではないか。まるで戦前の言論統制への回帰を図る不穏な空気が広がっているかのようだ。政権内から「権力が自分たちのものだと思ってはならない」(石破茂地方創生担当相)など、懸念の声が出るのも当然だ。

首相は国会で「事実とすれば大変遺憾」などと答弁するにとどめた。このような風潮を放置すれば、民主主義の基盤がむしばまれてしまう。

毎日新聞社説 2015年06月27日 02時35分より一部引用

 

安倍首相はこの問題について責任をとるべきではないだろうか。

自衛隊を「我が軍」と発言したことについての失言ひとつでもいままでの首相なら確実に退陣に追い込まれたというのに、いままでやってこられたのは、マスコミ各社を言葉は悪いが安倍政権が手なずけていたからではないか。マスコミ各社が事を大きく取り上げなかったからそう問題にもならなかった。そして国民にも情報が回らなかった。暴走している、問題である安倍政権を真っ向から批判することがなかった。だから安倍政権が問題であると思っていない人も多い。

その恩を仇で返すとはね。いままでマスコミに助けてもらっているということを何とも思わないでマスコミは何とでもなると権力の上にあぐらをかき、奢った首相や自民党員に喝を入れて欲しい。

上から目線で「懲らしめる」とはどういうことなのかと。政権に手なずけられてはいけない。

マスコミ各社は立ち上がって安倍政権を退陣に追い込むくらい頑張ってほしい。そして国民の目を覚まさせて欲しいと思う。

 

    
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