静岡県西伊豆町で川遊び中の家族、動物よけ電気柵に感電する事故
7月19日午後4時25分ごろ静岡県西伊豆町で神奈川県から川遊びに来ていた2組の家族が動物よけの電気柵が原因で次々に感電する事故があった。それぞれの家族の父親2人が死亡するという大事故。警察では、8歳の男の子が左手に大やけどを負い、指を断裂する重傷を負っていることから、左手で男児が電気柵に接触した際に電線の一部が切れて川につかり、助けに向かった人々が次々と感電したとみている。
電気柵はアジサイの花を鹿から守るために近隣に住む事故にあった家族の親戚の男性が設置していたもので、電源は近くの農機具小屋の電圧100ボルトの家庭用コンセントであったことも判明した。
【ネタ元 産経新聞7月21日(火)7時55分配信】
動物よけの柵で男性2人が死亡するという事故だったため、かなりの高圧電流を流していたのかと思っていたが、家庭用のコンセントが電源だったということに驚いた。
水にぬれた手や体では皮膚の電気抵抗が大幅に下がるため、圧倒的に電気が走りやすく100ボルトの電気に接した場合は、ショック死する可能性があるという。
楽しいはずの家族旅行が暗転、だれもが予想できないような事故が時として起こる。いつもそのたびになぜだろうと思ってしまう。子どもを助けようとしたお父さんたちがなぜ亡くならなくてはいけなかったか。
事故が起こるほんの数秒前までははしゃいでいたはずの家族。一瞬で人生が変わるなんてことが。奥さんにとったらさっきまで話していたご主人が急に物言わぬ人になってしまうなんて悲しすぎる。電気柵に触れてしまった子どもも大けがを負っている。誰も悪いわけではないのにこんな事故が起こるなんて…。