福島県の子どもの甲状腺がんは原発事故の影響ありと神戸の医師反論

7月25日、東神戸診療所の郷地秀夫所長が福島第一原発事故と子どもの甲状腺がんとの因果関係について、「現時点では考えにくい」とする国の姿勢に対する反論する論考を日本社会医学会で発表した。事故当時18歳以下であった約38万5千人のうち、2015年3月までに103人の甲状腺がんが確定している。

長年原爆被爆者の治療に携わってきた郷地所長の論点は下記のとおり。

国が福島原発事故と子どもの甲状腺がん発生が関係ないとする根拠(1)~(3)に対して下が所長の反論。

 

(1)放射線汚染度の異なる福島県内の4地域で甲状腺がんの発生率が変わらない

福島県の西側3分の1には発生がないと明らかに違いがある。

(2)チェルノブイリの甲状腺がんは4歳以下に多発したが、福島で5歳以下はいない

国連科学委員会の報告では、チェルノブイリ事故で4歳以下の甲状腺がんが多発したのは5年目以降である。

(3)福島の子どもの等価被ばく線量は10~30ミリシーベルトと低い-など五つに整理した。

そもそも国の測定方法に疑問がある。

 

など発表したという。

【ネタ元 神戸新聞NEXT2015/7/25 07:02

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5つの論点のうち、3つの論点のみが新聞にはのっていた。

私たち一般人は、福島県の甲状腺がんになった子どもたちの数が半端なく多いことから、原発事故の影響を受けているい違いないと思っていた。いくら国が「原発事故の影響とは思えない」と毎回発表してもだ。

でもいままで国民の一般的な考え(福島の子どもの甲状腺がんと原発事故は関係があるに違いない)はなんとなくであり、科学的ではなかった。

だから今回、科学的にそれを裏付ける資料を提示して国に反論してくださった医師の勇気に拍手。

「福島原発事故は日本人初の経験。先入観や政治的影響を受けず、白紙から研究していくのが科学的姿勢だ」

(上記神戸新聞記事より引用)

やっぱり政治的影響っていうのがあるんだ、研究にも。

 

    
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