水害で除染土流出では除染の意味なし?原発事故は終わらない

9月12日、環境省は、「関東・東北水害」で、飯館村の農地除染で刈り取った汚染草木を入れた大型の袋240袋が川に流出し、113袋を回収したと発表した。そのうち2袋は南相馬市原町区深野で見つかり、袋が破損して中身が漏れ出ていた。

9月11日の時点では82袋の流出を確認していたが、12日に中身が漏れていた2袋を含む158袋が新たに見つかった。未回収の127袋は、川の中州などにあり、水位の低下を待って回収する予定。飯館村には調査できていない場所が残っており実際に流出した数は今後さらに増える恐れがある。

 

水害で福島県内の農作物への被害も多く、川内村では豪雨によってソバ畑が冠水し、白い花をつけたソバが水で覆われていた。

【ネタ元 福島民友ニュース2015年9月13日09:00 福島民友ニュース 2015年9月13日09:00

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中身が漏れ出ていた2袋について、環境省は「袋には4月以降に刈られた草が入っていた。原発事故後に生え替わった草で、放射性物質濃度は比較的低い。周辺環境への影響はない」(福島民友ニュースまま)と言っているらしいが、4月以降の袋だとすると、水に流されたからといって、数か月で破れて中身が漏れ出てしまうような袋なんてそもそもまずいんじゃないかと思う。放射能は何万年も放射性物質を出し続けるというのに。

そして、流出した除染の袋が「現場にいくつないのかわからない」ということは、きっちりと全体数を把握していないということなんだろうか。普通のゴミではないのに、管理のいい加減さが見える。

4年半前の福島第一原発事故時にどの方向へ放射性物質が飛散したか文部科学省の地図によると飯館村は特に飛散した放射性物質が多かったと記録されている。そこの除染土壌や草などが流されてしまっているわけなのである。もともと除染は、そこにある放射性物質を違う場所に移動するだけで、放射性物質がなくなるわけではない。土地にあったものが袋の中に入ったりしただけで、その袋の中から放射性物質を出し続ける。それも何万年も。だから黒い袋が増え続けて困っているのである。以前にも福島県上空を飛んだドローンの動画を掲載したが、黒い袋の数に圧倒された。(再度下記掲載)

除染と称して土壌の上の部分だけをすくって袋にいれたけれど、今回の水害で、その下の方にあったものにも水がしみ込んでまたもとの木阿弥になったに違いないと思う。ひとたび原発が事故を起こせば、環境汚染は止まらないということ、人間の手に負えない。

 

 

    
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