愛知県稲沢市の産廃処理業者「ダイコー」の食品横流し問題から

愛知県稲沢市の産業廃棄物処理業者「ダイコー」が廃棄を依頼された食品を横流ししていたことが発覚してから10日経った。

岐阜県羽島市の製麺業者「みのりフーズ」は昨年7月から製麺は行っておらず、工場内にはダイコーから流れた様々な企業からの廃棄用食品が山のように見つかった。「みのりフーズ」はこれらの商品をスーパーや弁当屋に卸していたとみられている。

ゴミとして依頼を頼んだものが再度市場に出回っていると大手企業は思っていなかった。なぜそんなことが横行するのか。価格競争で私たち消費者が一円でも安い商品、安い弁当を求めるあまり、小売り業者は少しでも安い商品を仕入れなければという頭からこういうことが起こってしまうのだろう。根は深いところにあると思う。今回やり玉に挙がっているのはダイコーやみのりフーズだが、実態はそこだけではないような気がする。

横浜マンションのくい打ちデータ偽装問題だってそうだ。親会社が言っている工期に間に合わせることが最優先され、新たにくいを注文するというようなコストがかかり工期も伸びる工程はカットされ、くい打ちの現場ではデータ改ざんが常態化していた。

軽井沢でおきたスキーバス事故もそうだ。ツアーという商品の価格を抑えるために通常より安い運賃の依頼がされ、バス会社では運転手へ、高速を使わない、多分だが、なるべくガソリンも使わないよう言っていたことが遠因で事故が起きたのだと思う。

商品の価格や指定された工期やコストにあわせるために「安全」というものがおろそかになっている。「信頼」という根幹がゆらいでしまっている。もうそろそろ、消費者側も安いからと言って商品を選ぶのではなく、適正な価格で適正な商品を買うことが安くて質の悪い循環を断ち切るためには大事だということを考え直さなければいけないかも。

それから仲介業者とか仲請けとか、実際は商品にタッチしていないのにピンはねだけする会社とかそんなのやめられないのかな。ピンはねする会社をなくして生産者と消費者の間には一つだけの小売業者という関係が正常に機能すれば適正価格で適正なものが売られるようになるのではないのか。

インターネットの時代、そんなことも可能になるかもしれない。消費者が賢くなれば、社会の形はこれから変わっていくかもね。

Sponsor Link

 

    
data-matched-content-rows-num="4,2" data-matched-content-columns-num="1,2"

コメントを残す

お買い得情報




サブコンテンツ

このページの先頭へ