福島第一原発事故からもうすぐ5年 ロボットも線量が高すぎて…

国と東京電力は、福島第一原発事故で格納容器から溶け落ちた核燃料の場所や状態の調査のために格納容器にロボットを投入する調査について一年程度延期する方針を固めた。

福島第一原発1号機から3号機までの3基で核燃料が溶け落ち、その取り出しが廃炉に向けた最大の難関とされている。

去年4月、1号機には格納容器の中にロボットを投入したが核燃料の姿は捉えられず、汚染水の中に溶け落ちていると考えられた。そのため、今年度中に、汚染水の中を進むことができる別のロボットで詳しい調査を行う計画だったが、放射線量の高さとさびなどによる水の汚れで視界が悪いため、ロボットが動けなくなる恐れがあり、断念したという。

調査を1年程度延期して、汚染水の上からロボットで格納容器の底付近に線量計とカメラをつり下げ、放射線量と映像から核燃料の状態や分布を調べる方向で検討するという。

【ネタ元 NHK NEWS WEB 1月26日 5時10分

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原発が取り返しのつかない大事故を起こしてしまったのだ。核燃料が外に漏れ出ることは有り得ないとされていたのに格納容器を破損して穴をあけ、そこから漏れ出た核燃料がいまどこにあるかわからない。場所の特定ができなければ、取り出しなどできるはずもなく、近づくと即死するような放射線量で、ロボットも人も近づけない。ここまでひどい事故をおこしたのは日本だけなのだ。

こんなニュースを流しながら「これからも原発を稼働させたい」という政府の意向は本当に異常だとしか思えない。

誰が聞いても10人中9人はもう原発は稼働しなくていいんじゃないと思うだろう。他で電気が賄えるならそれでいいんじゃない。コストがかかるっていうけど、これから先40年経っても終わらないような事故処理にものすごいお金をかけているんだからそのこと考えたら原発のコストってもう恐ろしいくらいでしょ。何がクリーンで低コストな発電なんだってこと。この前、汚染水が海水へ漏れ出ないようにするという遮水壁工事が頓挫していて、今まで投入した300億円以上が無駄になるかもしれないというニュースもあった。

 

日本が原発を今後も動かすことには疑問しかないから批判的な記事になるけれど、こういうニュースを読むと、事故が起こってしまった後、現場で事故処理にあたってくださってる方々には本当に頭が下がる思い。

本当にありがとうございます。

 

最後にNHKの解説(上記リンク先)を引用しておく。安倍さんはアベノミクスばかり強調しているけど原発稼働大いに結構派だからね。

40年かかるとされる廃炉に向けた工程の中でも最大の難関とされるのが、溶け落ちた核燃料の取り出しです。
核燃料をどう取り出すか。国などは、来年6月をめどに大筋の方針を示したうえで、平成30年度前半に具体的な方法を決め、1号機から3号機のいずれかで5年後の平成33年までに始めるとしています。
しかし、こうした核燃料がどこにどのような状態であるのかはいまだに分かっていません。極めて強い放射線のため人が近づくことができないからです。
このうち最も調査が進んでいるのが1号機です。去年3月には「ミューオン」という素粒子を使い、レントゲン写真のように原子炉建屋を透視する調査が行われました。その結果、原子炉の中には核燃料が見あたらず、ほとんどが原子炉の底を突き抜け、その外側を取り囲む「格納容器」に溶け落ちた可能性が高まりました。
さらに去年4月には、格納容器の中にロボットを投入する初めての調査が行われました。この調査では大量の汚染水の下にある核燃料の様子は確認できず、国と東京電力などは今年度中の調査を目指して、汚染水の中を調査できるロボットを開発する計画でした。
一方、2号機と3号機でも格納容器の内部にロボットを投入する計画ですが、いずれも具体的な調査の時期のめどは立っていません。

目途はたっていない…事故はいつまでもおわらない。ということなのだ。

これでも原発動かしたいって自民党は何を考えているの?そんな自民党を勝たせていいの?

 

    

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