東大の推薦入試は一般試験より難しい!日本のリーダーを育てる

2月10日、東京大学は、明治10年の創設以来初めての推薦入試の結果を発表した。173人の出願で、合格者は77人となった。そのうち女性は29人で37.7%を占め一般入試の男女比8対2に対し女性の比率が高い結果となった。また、関東以外の学生も半数以上いるという。

【ネタ元 朝日新聞2016年2月11日05時11分 

 

東大初の推薦試験ってどんなものだったか。

東大推薦入試学生募集要項のPDFより

法学部の要件

以下のすべてに該当する者とします。

(1)学業成績に秀でていること。(各校の上位概ね5%以内)

(2)現実の中から本質的な問題を発見し,独創的な形で課題を設 定する能力を有すること。

(3)問題の解決に向けてイニシアティブを発揮できること。

(4)異なる文化的背景や価値観を有する他者とのコミュニケー ション能力に優れていること。

またこれを証明する書類の提出が必要であるという。どういった書類かというと、

各学部共通に求める調査書等のほか,志願者が本学部の推薦要件 に合致することを具体的に証明する資料

例えば,

(1)在学中に執筆した論文(何等かの意味で社会とかかわるテーマのもの)で,志願者の問題発見能力・課題設定 能力を証明するもの

(2)社会に貢献する活動の内容を具体的に証明する資料(表彰状, 新聞記事等)

(3)留学経験など,志願者が異なる文化的背景や価値観への理解 を有することを示す資料(留学の事実を証明する資料,外国 人との交流や支援活動を行ったことを示す第三者の推薦状 など)

(4)国際通用性のある入学資格試験における優秀な成績を証明す る資料(国際バカロレア,SAT など)

(5)外国語に関する語学力の証明書(TOEFL,英検,IELTS, TestDaF,DALF,HSK など) などです。 

試験はというと…

その場で与えられたテーマについて,少人数のグループで議 論してもらい,論理的思考力,発想力,コミュニケーション能力などを審査する

という試験らしい。

 

うーん、就職活動?的な…リーダーシップのとれるグローバルな人間を求めているということか。

賢くてリーダーシップもとれる、社会に貢献できる人間をさらに東大で教育したいということなのだろう。ある意味推薦入試は一般入試よりハードルが高いわ。

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医学部はどんな条件があるのか。

各学部共通に求める調査書等のほか,推薦要件に該当すると 判断できる客観的根拠を示す以下の資料のうち,いずれか1つ(複 数提出可)の提出を求めます。

(1)日本生物学オリンピック,国際生物学オリンピック,高校生 科学技術チャレンジ,Intel International Science and Engineering Fair (Intel ISEF),全国物理コンテスト,国際 物理オリンピック,全国高等学校化学グランプリ,国際化学 オリンピックなど各種コンテストにおいて顕著な成績を挙 げたことを証明する資料

(2)きわめて高い英語の語学力(TOEFL iBT 100 点以上,IELTS 7 点以上相当)及び豊富な国際経験を示す資料

さらに試験は?

高等学校等からの推薦書類に記載された能力や経験を確認する ためのプレゼンテーションを行います。※c

その内容及び能力の確認 のための質疑応答などを行い,適性を判断します。 在学中には通常の医学科カリキュラムに加えて研究者育成のた めの特別プログラムに参加し,学業と研究活動を両立させる必要が あります。この観点から,学力を判断するための大学入試センター 試験の基準点は医学部医学科の場合には 780 点程度とします。

※c 面接審査に関連して以下の準備を行い,資料を提出してください。 ・志願者は事前にポスターを作成し,面接審査の説明に使用してください(ポスターの規格は学 会等で一般的に用いられるポスターに準じた規格となる予定です。サイズはA0:縦 120 セン チ,横 85 センチ程度を予定しています)。面接ではポスターを掲示し,それを使って高等学校 等在学中に行った主に自然科学に関連した活動と大学入学後の抱負について説明してもらいま す。発表内容に関連した知識・能力について確認するための質問等を行う予定です。グループ で行った活動の場合,本人の貢献した部分が明確になるように説明してください。 ・ポスターの内容を事前に把握するため,ポスター発表の概略をA4用紙5ページ以内(図・表 の使用可)で説明したものを出願時に提出してください。

そして入学後は、

在学中に生命現象のしくみの解明,疾病の克服および健康の増進 に寄与する医学研究について幅広い知識と経験を身に付け,卒業後 は最先端の医学・生命科学研究を担う国際的研究者へと発展する人 材を育成します。

1.教養学部前期課程在籍時: 以下の教育プログラムを提供します。

(1)医学部が駒場キャンパスで提供する「メディカルバイオロジ ー入門コース」などの講義への参加。

(2)本郷キャンパスにおける分子細胞生物学の教科書を利用した 少人数教育への参加。

(3)夏季休業期間等を利用した医学部研究室での実習。

2.医学部医学科進学後: 以下の(1)のカリキュラムに3年生,4年生として参加し,そ の後に(2)のカリキュラムに参加することを原則とします。

(1)MD 研究者育成プログラム:2007 年より開始した研究志向の 学生を対象とした教育プログラム。通常医学科カリキュラム と並行して研究室での実験を行い,研究マインドを養成する ことを目的とします。海外短期留学,研究に必要な英語トレ ーニングなども実施。他大学との学生交流のための行事を開 催。

(2)PhD-MD コース:医学部在学中に大学院に進学し,学位取得 後に医学部に戻るコース。早期に本格的な研究体験を積むこ とを目的とします。本コース在学中は奨学金を支給します

 

というから、一般入試よりももしかしたら簡単かもしれないと一時言われていた私大の推薦入試枠(いまは違うかもしれないけれど)とは全く別物で、世界に通用する研究者になるべく、その道筋を最初から確約するコースみたい。

結論。東大は推薦なら入れるなんてことはまるでなく、推薦入試は一般入試より格段にハードルが高いどころか、エリート中のエリートでなければ無理かも。

この試験に合格された素晴らしい能力を持つ77人の方、おめでとうございます♪

 

 

    

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