「有料動画閲覧履歴があるため法的措置」のスマホメッセージは詐欺

2か月ほど前、このようなメッセージがスマホに入っていた。

有料動画閲覧履歴があるため、本日中にご連絡いただけない場合、身辺調査および法的措置へ移行となります。 DeNA相談窓口03○○○○○○

私は動画をスマホでは全く見ないため、詐欺だと思い、そのまま放置しておいた。しかし、こんなメッセージを見たら、何のことか返信したり問い合わせたりしてしまう人も多いのではないだろうか。

実際に起こった事例が7月7日の国民生活センターの注目情報となっていた。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160707_1.html

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【事例1】

スマートフォンにかかってきた電話に出ると、「有料サイトの料金が未払いのため、法的措置を 取る。民事訴訟になるので次の四つから一つを選択するように」との自動音声が流れた。

他の選 択肢は覚えていないが、「和解希望」を選択したところ、転送されて電話口に出た男性から「和解 希望の場合は約 10 万円支払うように」と言われ、コンビニのマルチメディアキオスク端末に、男 性から言われた何かの番号を入力して紙を出力し、レジで支払った。

3 時間後に同じ男性から再 び電話があり、「これから弁護士を立てる準備をする。その費用に約 29 万円が必要だ」と言われ、 コンビニで同じ方法で支払った。コンビニでもらった領収書を見ると、オークションで落札した 商品代金を支払ったことになっているようだ。

(2016 年 4 月受付、40 歳代、男性、給与生活者、埼玉県)

【事例2】

スマートフォンにしつこく電話があり、有料動画サイト利用料金が未納だと言われた。支払わ ないと弁護士に依頼し、それでも支払わなければ裁判するとも言われた。メールや電話で何回も 請求したそうだが、メールは次々削除してしまうので、わからなかった。

関係費用として 28 万円 を請求されたが、支払えないと言うと、明日までに約 10 万円を支払うように言われた。電話で誘 導されるままにコンビニに行き、マルチメディアキオスク端末を操作して支払った。

領収書には、 お客様氏名として、自分ではない知らない人の名前とチケットサイトらしき名称の記載があった。

(2016 年 5 月受付、50 歳代、女性、給与生活者、東京都)

 

最近では、詐欺業者が消費者に「支払 番号」を伝え、コンビニの店頭でその番号を使って料金を支払わせるというコンビニ払い(コン ビニ収納代行)の仕組みが悪用され始めています。

インターネットオークションやチケットサイト、フリマアプリ等を利用して、 商品の空売り(出品者・落札者の両方が詐欺業者)をして、落札代金を 消費者に支払わせている場合もある。消費者は未納料金だと思っているが、 実際は詐欺業者の買い物代金の 支払いをさせられている。

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20160707_1.pdf

というのである。思わぬトラブルに巻き込まれないよう注意したいもの。

まず不審なメールやメッセージには絶対に返信したり、電話を掛けたりしないことが大事。関わりを持たないのが一番である。

トラブルに巻き込まれそうになったり、新手の詐欺ではないかと思われる場合の相談は、

最寄りの消費生活センター(局番なしの188(いやや))へ。

執拗な請求をされたり、 脅されたりした場合は、すぐに

警察(警察相談専用電話#9110)へ。

詐欺で一番の肝の部分は顔を見せずにお金を相手にどうやって払わせるかである。そこにコンビニ支払いなどが使われる場合があるということ。詐欺も巧妙化している。

 

 

    

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