原発周辺の乳幼児用にゼリー状ヨウ素剤を今年度中に配備するらしい

7月13日、内閣府は、原発から30キロ圏内の全国の自治体に対し、乳幼児用の安定ヨウ素剤30万人分を配布すると発表した。現在対象となる乳幼児は11万5000人。原発での重大事故の際、放射性物質が甲状腺から取り込まれる=甲状腺被ばくの影響が大きい乳幼児のためにミルクやお湯に溶けるゼリー状のものが開発されたという。

富山市の医薬品メーカー、日医工が国から依頼を受けて製造を始めたもの。9月から配備を開始し、今年度中には配備を終える予定。

【ネタ元 朝日新聞デジタル7月13日(水)21時48分配信

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参院選で与党が大勝したことでますます原発稼働が進むことになった。福島第一原発事故が起きてから5年、未だ溶融した原子炉内にあった核燃料はおおよその位置さえわからず、人が近づくことさえできず、土中に深く潜りつつある状態だと考えられる。土の下にあるから、一時的に外の空気は放射線量が落ちているし、マスコミも2020年の東京オリンピックが控えているからなのか、それとも安倍政権の圧力からなのか全く福島第一原発事故のその後をニュースとして取り上げなくなった。

でも何も終わっていない。

溶け落ちた核燃料(デブリ)を回収するということは人類がいまだかつてしたことのないことであり、いま国を率いる政治家や企業のトップたちが生きている間には実現できそうにないことは明らかだ。つけを後回しにして、子どもたちに負の遺産を残してしまうことになるのは今の時点でもはっきりしている。

なのに、まだ原発を動かしたいという政治家たちは何を考えているのだろう。参院選では争点になっていなかったけれど、みなさん原発はこれからもバンバン稼働させちゃっていいんですか。地震がいつ起こるかわからないっていうのに。

原発が稼働していなくてもそこにある使用済み核燃料などにより大地震などが起これば、大事故となる可能性がある。だからヨウ素剤などの薬の配備は必要だとは思う。だけど普通の感覚なら、「いまある原発を廃炉にしてちがうエネルギーでなんとかしていこう」というのが福島第一原発事故という史上最悪の事故を起こした国のとるべき道ではないだろうか。

それともう一つ、いつもおかしいと思うのは、福島第一原発事故後、福島県の子どもたちが甲状腺検査を受けており、それにより甲状腺がんの子どもが数が発表されると、「原発事故の影響とは思えない」という発表をすることである。

今日のニュースでは、原発事故があった時の甲状腺被ばくを避けるために国がメーカーに開発を依頼したとある。すなわち、原発事故がひとたび起これば、甲状腺被ばくは避けられないことを国は知っているのだ。

わざわざ福島県の子どもたちに甲状腺検査をさせておいて、結果は原発とは関係ないというのはおかしな話じゃないか。

ヨウ素剤を配らなければいけないことを国は承知しているのだから、原発事故が起これば、甲状腺になにか影響が出ることを国は知っているに違いないのである。

 

    
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