キム・ヨナが浅田真央の涙にこみ上げた思い、永遠のライバル
ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した韓国代表の
金妍児(23)=キム・ヨナ選手は2月21日、記者会見で、これまで最も記憶に残った
ライバルを問われ、迷わず浅田真央(23)=中京大=の名を挙げた。
「2人だけがライバルという状況で10年以上も競技を続けてきた。
私たちのように比較され続け、共に競技した選手は多分ほかにいないだろう」
と2人の関係を振り返った。
浅田に掛けたい言葉を問われると、自分が言う立場にないとして言葉を選びながら、
「大変なことがたくさんあったと思う」と述べた。
また浅田真央選手のフリー演技を見て、
「私たちはともに自国で大きな注目を浴びたので、彼女の気持ちが理解できる」
「浅田の涙を見て、私もこみ上げるものがあった。お疲れさまという言葉を伝えたい」
とライバルをねぎらった。
一方、浅田真央選手も韓国メディアの取材を受け、
キム・ヨナ選手について、「とてもすばらしい選手だと思う。ジュニア時代から
ずっと同じアジアの選手として多くの人から注目を浴び、そのような点で私も
成長できた部分もあった」、
「辛いことも多かったが、スケート人生のひとつの良い思い出」と述べ笑顔をみせた。
という。
【ネタ元 聯合ニュース2月21日(金)19時22分配信、サーチナ2月21日(金)21時26分配信】
国は違えどもトップスケーターとして10代のころから活躍し、
世界で注目されてきた同い年の2人。
自他ともに認める永遠のライバルの闘いが終わった。
お互いアジアの隣国の代表選手ということが、より両国内での
報道を熱いものにしてきた。10年以上もの長い間、お互いに世界のトップ
争いをするライバルで居続けられた二人に拍手である。
今回また2人の精神力の強さに感動した。
兎に角、この2人のことは文章の1行なんかに書けるものではないが、
きっと同じ境遇の2人、いま共通の気持ちがあるだろう。