自転車の後輪に子どもの足が挟まる事故に気を付けて、スポークス外傷

出勤途中に時々すれ違う自転車の親子がいる。お父さんの自転車の後ろに5歳くらいの男の子が乗っているのだけれど、幼児用の椅子を使っておらず、完全に荷台に乗って背中につかまっているスタイルなのである。見ていて危なっかしく、いつもハラハラする。もちろんヘルメットもかぶらせておらず、足もぶらぶら。それなのに結構なスピードで走っている。中肉のお父さんの背中につかまる子どもの手がはずれたらと思うと気が気ではないし、ぶらぶらさせている足が車輪に挟まったらと思うとぞっとしてしまう。どうにか幼児用の椅子をつけて欲しいと見るたびに思う。

自転車の車輪に子どもの足が挟まる事故というのはとても多いという。

以下は国民生活センターが発表している自転車の車輪に子どもの足がはさまれ、ケガをした=スポークス外傷の事例。

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【事例1】 親戚が所有・運転する自転車の荷台に乗っていて、左足 踵 かかと を巻き込まれた。一般的なママチャ リで、幼児座席や、巻き込み防止のガードなどはなかった。 (受診年月:2011年6月、4歳・男児、中等症)

【事例2】 父のこぐ自転車の荷台に乗っていて、自転車の後輪のスポークに左下肢がはまり込んだ。左 足関節後面に直径4㎝、深さ2㎝の裂 れっ 創 そう があり、救急外来受診。真皮、表皮を縫合した。 (受診年月:2015年9月、5歳・女児、中等症)

【事例3】 父が運転する自転車の荷台に子どもがまたがっていた。少しの距離だったので幼児座席なし の自転車に乗せてしまった。子どもの左足がスポークに挟まってしまい受傷。子どもは裸足に 草履を履いていた。アキレス腱 けん 根部より左右扇状の裂創。腱が見えるような深い挫創。12針縫 合。 (受診年月:2015年10月、5歳・男児、軽症)

【事例4】 母親が運転する自転車の後ろに乗って買い物に向かう際に、左足が自転車の後輪に挟まり受 傷。自転車の後ろには幼児座席を設置していたが、足を置くところに子どもが足をきちんと置 いていなかった。左足関節に擦過傷あり。 (受診年月:2011年3月、4歳・男児、軽症)

【事例5】 母親の運転する自転車の幼児座席に乗っていて、7歳の子どもが右足を後輪に巻き込まれ受傷。 (受診年月:2011年5月、7歳・女児、中等症)

【事例6】 子どもを幼稚園に迎えに行き、自転車の幼児座席に乗せた。ヘルメットなし、ベルト装着な し。幼児座席の足を乗せるところが取れていたが、子どもも大きくなっているので大丈夫だと 思っていたが、走行中、後輪に子どもの左足踵が巻き込まれてしまった。 (受診年月:2011年11月、6歳・男児、軽症)

【事例7】 足置きが壊れている幼児座席に乗せて、走行中に左足は自転車の金具に置いていたが、足が ずれ落ち、後輪に踵が挟まれた。左踵裂創、左足関節捻挫、左下腿 かたい 挫創、皮下血腫。 (受診年月:2013年2月、7歳・女児、中等症)

自転車に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故に注意 ‐いわゆる「スポーク外傷」が多発しています‐国民生活センター発表

幼児用の椅子を設置していない自転車に子どもをのせたり、幼児用椅子が壊れているにもかかわらず子どもをのせたりした場合に事故にあっているよう。大人が気をつけることで子どもの事故が避けられる例でもある。

朝の親子がこの記事を読んでくれるといいんだけれど。

 

    

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