「ベトナムは原発計画を白紙撤回、安倍政権打撃」の記事に思う

11月22日、ベトナム国会は、日本とロシアの受注が決まっていた原発建設計画を白紙撤回することを正式に決めた。当初の予定では東南アジア初の原発は2014年に着工し、2020年に稼働予定であったが、2011年の福島第一原発事故後に新たな安全対策が必要となり、計画が先送りされて着工していなかった。

【ネタ元 共同通信2016/11/22 19:45 】

Sponsor Link

 

昨日、ベトナムの国会で日本が輸出しようとしていた原発の建設が正式に白紙撤回されたという。賢いなあ、ベトナムは。

建設計画撤回の理由は、

想定を大幅に上回る建設コストや財政難、核廃棄物への懸念など
原発建設コストが想定の2倍近くとなることが見込まれ、発電コスト上昇も避けられない。「公的債務がさらなるリスクとなる」

とベトナムのレ・ホン・ティン科学技術環境委員会副委員長が11月10日の決議案提出時に語ったこともニュースになっていた。

こういうニュースというのはあまりテレビでは報道されないけれど、共同通信の標題を見て欲しい。

「ベトナム原発計画、白紙撤回 日本受注、安倍政権に打撃」 

毎日新聞は

「原発輸出を成長戦略の一つに位置付ける安倍政権にとって大きな打撃。完成すれば東南アジア初の原発となる予定だったが…」
http://mainichi.jp/articles/20161123/k00/00m/030/060000c

と伝えている。安倍政権は原発推進を掲げている。

安倍政権が原発を海外へ輸出しようとしていることは、原発に関心を持っている者は知っているけれど、安倍政権が積極的原発推進派であることを世間はわかっているのだろうか。

選挙時には「アベノミクス」を前面に押し出して原発への態度などはあまり表面化させていなかったと思うから。

未曽有の原発事故を起こし事故の収束の目途も立てられない日本が、海外に原発を輸出するなんてどう考えてもおかしいと思う。事故をおこしたら、反省して止めるのが普通でしょう。自分が対処できない事故を起こした原発を他国に勧めるという行為自体、尋常ではないと思う。

ベトナムは賢い。イタリアやドイツも日本の事故を見て、原発の在り方を考え、原発にNOと言った。それなのに日本は原発をいまも動かし続けている。史上最悪の事故を起こした当事国なのに。それでいいのか。

お隣の韓国では、朴大統領に対するデモが連日数十万人の規模で行われている。日本ではこのような大きなデモが起こることは考えられないなと思う。日本人はなぜ熱くなれないのだろう。流されてしまうのだろう。テレビに映る韓国のデモを見ながら日本という国なら起こりそうもない人の熱さとデモの大きさに圧倒される。

日本という国は政治家にとって最もやりやすい国だと思う。

「事故を起こしたけど原発は再稼働させましょう。」「自衛隊が武器を持って他国と協力して海外で働けるようにしましょう。その際、いまの憲法では『違憲』となってしまうのでオリジナルの憲法は変えてしまいましょう。」

そんなやり方を許してばかりいる日本人なのである。

 
<PR>

    
data-matched-content-rows-num="4,2" data-matched-content-columns-num="1,2"

コメントを残す

お買い得情報




サブコンテンツ

このページの先頭へ