成宮寛貴さん引退報道について思う

俳優の成宮寛貴さんが芸能界を引退するという発表に衝撃を受けた。講談社写真週刊誌「フライデー」に薬物疑惑などが取り沙汰されていたということは知っていたが、「とても正義感の強い人である」という周囲のコメントから、きっとフライデーのフライイングだと思っていた。

薬物疑惑を認めたわけではない。だったらなぜ?と思ったけれど、本人にしかわからない心の葛藤があったと思われて、悲痛な気持ちで引退を発表する成宮さん直筆の手紙を毎日新聞で読むことができた。

http://mainichi.jp/articles/20161210/k00/00m/040/020000c

手紙の中の「絶対知られたくないセクシャリティな部分」という言葉だけに反応してはいけない。LGBTと呼ばれるセクシャルマイノリティの問題は当事者にとってとても深いところの重要な問題であり、いつも抱えている不安だという。「薬物疑惑を否定するなら、芸能界辞める必要ないんじゃない?」と私も一瞬思ったけれど、成宮さんが薬物疑惑以上に取沙汰されるのがいやだったのがセクシャリティの問題であり、精神のバランスを保つためには自ら手紙を公開するしかなかったのではないだろうかと推察した。

2015年8月、一橋大学法科大学院の学生が自殺したのはまさにその問題で精神が保てなくなった結果であった。

好きな同性に告白したら、その後、告白相手がラインでそれを広めてしまい、学校へ行くのも、授業を受けるのも困難となり、自殺してしまったというもの。社会は将来の法律家の卵である優秀な人材を失うことになった。

当ブログ過去記事

どうして人は自分と違うものを認められないのか。「いろいろな人がいるのだ」ということを認めることで差別や偏見がなくなると思う。

成宮さんは母親を亡くしてから弟のためにずっと働いてきたという。そんな人をフライデーはつぶしたのだと思うと本当に腹が立つ。

http://www.daily.co.jp/gossip/2016/12/09/0009738527.shtml

セクシャリティについてまだがたがた言っているひとは下世話なフライデーと同じ穴のむじなだよ。そんなことどうだっていいじゃない。

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11月21日に新潟工業高校1年生の男子生徒がいじめを苦に自殺した。その子のお父さんが新潟日報に語った言葉である。

-高校や生徒たちに伝えたいことはありますか。

「いじめた生徒は『こんなことで』と思っているかもしれないが、息子にとっては『こんなこと』ではない。学校という所では他の子と少し違う部分があると、ばかにする雰囲気があるが、人は違って当たり前。そのことを子どもに気付かせる教育をしてほしい」

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161209295894.html

 

人は違って当たり前、ひとりひとり違うからこそ社会が成り立つわけで、個性がなければ楽しくもなんともない。人の多様性を受け入れる心がなければ社会から差別やいじめはなくならない。

下世話なフライデーと同じ穴のむじなになりたくなければ、薬物問題以外で騒ぐべきではないと思う。ちなみに薬物問題だって陰性だったというからなんなんだろうか。

 

 

 

    

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