8月5日のTBS報道特集感想、仲代達矢さんの戦争体験。

72年前の8月6日、広島へ原爆が投下された。戦争を知っている世代が年々少なくなってくる中、8月5日のTBSの報道特集では戦争を体験した世代であり、今も第一線で活躍する俳優仲代達也さんと落語家の桂歌丸さんが戦争の悲惨さを語っていた。

中でも仲代達矢さんの東京空襲の話はショッキングだったので記載しておく。

仲代達也さんは世田谷に住んでいた当時中学1年生、お国のために兵隊になるのが普通だと思っていた軍国少年であったけれども、新宿などは焼野原になっていて、焼夷弾で真っ黒こげになった遺体の山を通り越して歩くような様だったという。ある日、青山通りを友人の家へ向かっていると、B29がバラバラと焼夷弾を落としてきた。あわててどこかへ逃げようと走っていたら、小学生くらいの女の子も逃げていたので右手で女の子の手を握って一緒に走ったという。気づけば右手が軽くなっていて、見れば、女の子の腕だけを握っていたいたという。いまもその感触が忘れられないし、一緒に手を引いて逃げなければその女の子が亡くならなかったのではないかという罪悪感もあるという話だった。そんな悲惨な体験をした人は、戦争は絶対にしてはいけないことだという。

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桂歌丸さんは横浜でおばあさんに育てられたが、千葉へ疎開していた。横浜もB29の焼夷弾で焼野原となる。千葉の山から横浜方面をみると、真っ黒な黒煙があがっているのが昼間見えたという。空襲は昼間だった。おばあさんを心配してその黒煙をじっと見ていたことを覚えているという。幸い命の助かったおばあさんから話を聞いたら、焼夷弾が降ってきたのであわてて、久保山の防空壕へ逃げようとしたのだが、もう一杯で入れてもらえなかった。なので橋のふもとでやり過ごしていたら、そこだけがたまたま焼けなかったらしい。防空壕へ逃げた人たちは助からなかったという話であった。

そんな生き死にを間近で感じる毎日が続く戦争を体験した人たちの言葉は重い。

東京や横浜が全滅していた日本、あまりに原爆がひどかったので、広島や長崎のことしか学校でも習わなかったが、いま都会を楽しんでいる人たちが住む街のそこここが焼野原で人の遺体が山積みとなっていた焼野原であったということ、どこもかしこもB29の爆撃、焼夷弾で火の海だった日本。平和な日本しか知らない私たちの思いもよらないような残酷な日常があったということ。

仲代さんは、現行憲法の9条である「戦争放棄」は日本人の叡知であり、この憲法こそが、日本を72年間守ってきたのだと言い切っていた。

「占領下での憲法」「みっともない憲法」と安倍首相は言うが、番組では当時の幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)首相がマッカーサー元帥(GHQ)に「戦争放棄」を提案したという話を資料をたどって裏付けていた。

まさにこの「平和主義」「戦争放棄」を憲法としたことこそが日本が無謀な戦争を行って国際社会で堕ちた日本の信用を回復する事につながったという。日本が戦争に関わらないことを明言した平和憲法は、「日本人の叡知」であるという仲代達也さんの言葉が身に染みた。

閲覧注意であるが、これがきれいごとではない戦争の実態だと思う。

 

    

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