ALPSもダウン、汚染水を恐竜の時代に遡るくらいまで保管できる?

福島第一原発の汚染水浄化システムALPSが3月18日から不具合があり、停止している。

事態を重く見た福島県は3月20日、東電に早期の原因究明を申し入れたという。

ALPSはトリチウム以外の放射性物質を取り除くことができるとされる装置で

2013年の3月より試運転を開始し、約6万5000トンの放射能汚染水を処理してきた。

3月14日に検査したときには異常はみられなかったが、3月17日に採取した水から

一リットルあたり1400万ベクレルの放射性物質を検出し、なんらかの理由で浄化機能が

落ちていたことが判明。ALPSで汚染の濃度を低くした水は「J1」という区域のタンク

に送られて貯められていたが、同日、一番目のタンクの濃度を調べたところ、

560万ベクレルの放射性物質が検出された。

このタンクとは21基のタンクがつながっており、21基のタンクすべてに処理できていない

汚染水は広がったものと思われる。

いままでALPSを通して放射性物質の濃度を低くした1万2000トンの水が再汚染

されたことになる。

2月末時点で、タンクの容量は約1000基で49万トンを貯めることが可能だが、

蓄積された汚染水は約45万トンだ。

【ネタ元 毎日新聞3月23日(日)17時22分配信

 

汚染水、汚染水と言っているが、人間が簡単に死ぬくらいの量の放射線を放つ

放射性物質が大量に入っている放射能汚染水だ。ただのよごれた水ではない。

そう思って記事を読むと、とんでもないことが起こっていて、人智の及ばない

ことが起こっていることがわかる。まだ3年とちょっとしか経っていないのに、

福島第一原発の敷地には汚染水入りタンクが1000基ある。

さらに毎日山側から400トンの地下水が建屋に流れ込む。これが地中に

潜り込んだ原子炉に接して高濃度放射能汚染水となり、毎日処理しても

追い付かない事態となっているのだ。普通の水なら海に流せても、

汚染水は高濃度放射能汚染水なのだからタンクに保管するしか手のうちようがない。

そしてこれらの放射能の半減期は3百万年、(セシウム135)かかるものもあり、

ずーっと永遠に保管しつづけなくてはならないのである。

 

恐竜が滅亡したのがいまから約6500年前なのに。

それより長い期間まだ半減期を迎えない汚染水の中の核種は

ALPSが取り除くとされる62種類の核種の中だけでも7種類ある。

ALPSがスルーして除去できないトリチウムは半減期が約12年。

タンクをおくスペースを考えてももう限界が近いのにまだ3年とちょっとしか

経ってないんだから。何万年も先まで汚染水とどう闘っていくというのだろう。

これから日本はどうなるのか。

 

汚染水も高濃度で処理できない、近寄れないのに、どうやって

元凶である原子炉のデブリを回収できるというのだろう。

なぜこんな原子力発電を作ったのだろう。放射能の前に人間は無力なのに。

この事故が解決できないのにまだ原子力発電にこだわる人の気がしれない。

 

いま、政府もマスコミも原発事故などなかったかのような態度だが、

人類史上最悪の事故が福島で起こったことは間違いない。

東電だけにまかせるのではなく全世界の知恵を結集して解決にあたるべく

政府は働きかけるべきだと思う。このままだと日本は子どもたちの時代に

世界中の核廃棄物処理専門の極東の島になってしまうような気がする。

 

 

 

    

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