京大医学部飛び級入学する条件とは?にしのあきひろさんの多才さ?
3月26日、京都大学は、2016年度入試(2015年実施)から始める「特色入試」で
国内で初めて医学部への飛び級入学を受け入れると発表した。
「特色入試」は、全学部で実施され、全募集定員の2800人のうち約100人の枠。
センター試験の成績のほか、高校が作成した学業活動報告書や、入学後の目標など
をアピールする自身の「学びの設計書」などが評価の対象となる。
医学部(医学科)は、国際科学オリンピック日本代表として世界大会に出場した
高校生を対象に、2年生でも「飛び級」出願を認める。
【ネタ元 毎日新聞3月26日(水)21時47分配信】
飛び級できるのは国際科学オリンピック日本代表の子どもたちらしい。
国際科学オリンピックというのはウィキぺディアによると、
世界中の中等教育中等教育課程にある生徒中学生・高校生を対象にした
科学技術に関する国際コンテストであり、以下の大会が毎年開催されている。
- 国際数学オリンピック(IMO、1959年~、但し1980年は開催せず)
- 国際物理オリンピック(IPhO、1967年~、但し1973年、1978年、1980年は開催せず)
- 国際化学オリンピック(IChO、1968年~、但し、1971年は開催せず)
- 国際情報オリンピック(IOI、1989年~)
- 国際生物学オリンピック(IBO、1990年~)
- 国際地学オリンピック(IESO、2007年~)
以下、関連大会。
- 国際哲学オリンピック(IPO、1993年~)
- 国際天文学オリンピック(IAO、1996年~)
- 国際地理オリンピック(IGO、1996年~、2年に1回)
- 国際言語学オリンピック(IOL、2003年~)
つまり、国際科学オリンピックというのはこれらの大会の総称であって
こういった国際大会に日本代表として出ていれば飛び級できるということだ。
先日紹介した金大附高のスーパー女子高生も将来は医師になりたいと
言っていたので、今年の国際数学オリンピックの日本代表に選ばれたら
この飛び級制度を使えるのでは…と私は勝手に思っている。
何か1つのものに秀でた学生、特色のある子どもを大学側も求めている
ということだ。勉強だけではなく何かその子供自身が誇れるものを持っている
ということが強みになる。
先日キングコングの西野亮廣さんが、ニューヨークで個展(絵本の原画展)を開催した。
25歳からタモリさんに言われて描きはじめたというのだが、緻密で不思議な感じの
する絵にびっくりさせられる。人はいろいろな才能を持っているのだ。
「好きこそものの上手なれ」で子供の才能をうまく伸ばしてあげられたらいいんだけど。