池内了名古屋大学名誉教授が語る安倍政権、学問の世界の軍事利用

いま、学問の世界でも国が戦争に向かっている足音が聞こえているようである。「日本はターニングポイントを迎えている」という話を宇宙物理学者の池内了名古屋大学名誉教授が話されたと高知新聞に掲載されていた。

2015年に防衛省が「安全保障技術研究推進制度」という名前で戦争に使える研究に対してはお金を出すことにしたという。2015年度当初の予算は3億円だったが、今年、2017年度の予算は110億円になっているという。戦争に使えそうな研究にはお金を出すという仕組みが加速しているという。

高知新聞から重要部分を引用する。

安倍内閣は、科学を戦争のために使う準備を始めている。2015年に防衛省の「安全保障技術研究推進制度」ができた。防衛省が研究テーマを出し、活用できる技術に金を出して軍事研究をやらせようという制度だ。基礎研究とうたっているが、新しい武器に対するアイデア募集だ。

 まさに研究者に対する軍事研究への誘いだ。この動きに対し、学術会議は50年ぶりに声明を出し「戦争目的の研究には従事しない」と過去の声明を継承した。現在、30大学以上がこの制度に応募しないと打ち出している。

 制度が始まった2015年度に3億円だった予算は、17年度には110億円になった。17年度の応募数を見ると、大学からの応募は頭打ちになっているが、企業は圧倒的に増えている。普通の家電メーカーなどが軍事的な製品作りに踏み込もうとしている。

 防衛省から産業界へ資金が流れる状況がつくられている。一方で、産業界と研究者が共同研究する産学共同も盛んだ。そうすると「軍」(=防衛省)から「産」へ流れた資金が「学」へ流れる。産が軸になって「軍産学複合体」がつくられる可能性が高い。

 科学は何のための、誰の研究なのかをちゃんと考えるべきだ。今は分かれ道だ。

 科学の原点は憲法の精神だと思う。「学問の自由は、これを保障する」。学問の自由を通じて、私たちは軍事研究を拒否していく。

高知新聞 2017.11.14 08:25 より

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「ロボット兵器」が国連で話題になったと昨夜のニュースになっていた。そんなものがあることすら、私は知らなかったが、実際に、戦争に使えるロボットが既にできているということである。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171114/k10011222501000.html

これは恐ろしい。無差別になんの躊躇もなく人を殺戮できる機械である。ロボットを使う側は死ななくていいからという考えでロボット兵器を使うのかもしれないが、標的になるのは敵とみなした人間である。見境なく撃つロボットに殺戮される日がいつ来ないとも限らない。

戦争ロボットのような、「人を殺戮する道具」に技術を使うのではなく、もっと人々の生活を豊かにし、みんなが幸せになれることに技術を使って、学問を使ってほしい。

戦争に使えそうな研究には国からお金が出るなんて…、安倍政権が戦争をしたいと思っていることは見え見えじゃない。

学問の世界でも「日本がいまターニングポイントにいる」と科学者が感じているということを知った。

第二次世界大戦を反省して日本は「絶対に戦争をしない」って決めたんじゃなかったの?日本の憲法は平和憲法で、「一切の戦争を放棄する」と学んできた日本人。なぜ今、戦争の影がちらつくようになったのか。

そんなに戦争したいんだったら安倍さんから真っ先に「前線」に立ってみては如何?自分が前線に出てもいいから戦争をやりたいならまだしも、「我が軍」(自衛隊のことを国会で一度そう言った安倍首相)の最高指揮官になりたいだけであるなら、それに振り回される国民はたまったものではない。

加計学園問題でも国会を解散してまで追及されることを恐れて逃げた安倍首相が、自ら前線に行くとは到底思えないが。

 

 

 

 

    

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