乳幼児、スライド棚に置いた炊飯器や電気ケトルに要注意

12月13日、消費者庁によると、電気ケトルや電気炊飯器による乳幼児の事故が増えているという。平成22年10月から平成29年10月までの間に消費者庁に連絡のあった14歳以下の子どもの電気ケトル、炊飯器による事故は375件あり、特に電気ケトルでは重症化した火傷が多く、注意が必要とのことだ。事故にあっている8割は2歳以下らしい。

具体的な事例を見ていくのが一番わかりやすいと思う。

【事例1(炊飯器)】 

 保護者が夕食の準備中、床から 50 ㎝の高さの スライドで引き出す棚の上で、炊飯器を使用し ていた。炊飯器の横に立っていた子どもが熱い 蒸気を触ってしまい、額にⅡ度6、指にⅢ度7のや けどを負った。 (医療機関ネットワーク、事故発生:平成 28 年8月、1歳、中等症)

【事例2(炊飯器)】

食器棚の下段(高さ 50 ㎝)を引き出して、炊飯器を置きおかゆを炊いてい た。保護者が音と子どもの泣き声で気付き見ると、炊飯器の蓋が開いて、おか ゆが床にこぼれ、子どもが倒れていた。子どもが炊飯器につかまり立ちをして、 炊飯器ごと転倒した模様である。顔面、腕、足にⅡ度のやけどを負った。 (医療機関ネットワーク、事故発生:平成 28 年7月、0歳、中等症)

【事例3(電気ポット)】

高さ 80cm のスライド式の台に炊飯器と電気湯沸かしポットを置いていた。 保護者がカップ麺を食べる際に湯を沸かしていたが、キッチンで泣き声がし たため見に行くと、子どもが泣いており受傷していた。頭部、胸部、背部、肩 部、腹部にⅠ度~Ⅱ度のやけどを負った。 (医療機関ネットワーク、事故発生:平成 28 年7月、1歳、中等症)

【事例4(電気ケトル)】

テーブルの上に置いていた電気ケトルのコードを子どもが引っ張って、ケ トルが下に落ち、お湯が飛び出して受傷した。手、指、腕から背中にかけてⅡ 度のやけどを負った。 (医療機関ネットワーク、事故発生:平成 29 年6月、0歳、中等症)

【事例5(電気ケトル)<公益社団法人日本小児科学会に寄せられた事故情報>】

常時、電気ケトルを床の上に置いて使用していた。 具体的な発生状況は不明であるが、保護者が激しい 泣き声に気付いて居間に戻ったところ、子どものすぐ そばに電気ケトルが横たわっており、熱湯のたまりの 中に子どもが腹ばいになっていた。 (日本小児科学会 傷害速報8、事故発生:平成 22 年 10 月、0歳、要入院)

消費者庁ニュースリリースPDFより平成29年12月13日

 

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最近の台所の傾向で、リビング側から炊飯器などが見えないように食器棚の下部分にスライドの棚があり、引き出して使うというタイプ。生活感が見えないと人気だけれど、赤ちゃん目線で見ると危険みたい。ちょうど高さは赤ちゃんの目線の50㎝。触りやすい。乳幼児のいる家庭では特に注意が必要だと思う。

私も台所ではないけれど、電話機の子機を高さ約70㎝くらいの電話台に置いていたら、2歳の時、電話台のまわりで遊んでいた長男がコードを引っ張り、子機が落下、子どもの顔に命中して、大あざを作らせてしまったことがある。これが電気ケトルならさらに熱湯がかかり、火傷も負うということでしょう。いまさらながらゾッとするわ。

日常と事故の境はちょっとしたことで、他人事でないと思う。

インテリアが素敵でも、赤ちゃんが事故にあっては意味がない。歩き始めたら台所には入れないなどの工夫が必要かもしれない。

 

 

    
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